卵が育てた「ちさと」物語

遡ること1986年(昭和61年)。
バブル景気の日本が、未来科学への期待に胸躍らせていた頃。初代創業者である小松勝文が着目したのは、人々が日常的に食べている完全栄養食品の「たまご」でした。
前職でマヨネーズ開発に携わっていた彼は、「たまご」に精通する知識を生かし、昼神温泉で人気だった「温泉卵」に味をつけた「煮卵」を土産品として加工することに成功。信州の観光産業に一石を投じたのでした。
 

「いちど食べたら もうたま卵」

ユニークなネーミングと、卵好きには堪らない味わい。煮卵なのに常温で長期保存可能という魅力。1990年代は報道にも取り上げられ話題となりました。
2011年2月の社名変更と東日本大震災を教訓に「保存食」としての充実を図り、百貨店、コンビニ、スーパーの定番商品に成長していきました。
迎えた2020年「ちさと東」は 原点に立ち返り、より多くの皆様においしくて食べやすい「いちど食べたらもうたま卵」を、健康サポート食・長期保存食としてよどみなく供給できるよう本社を移転、生産工場の拡張に踏み出しました。
 
新体制「ちさと東」の誕生です。